数学教育・情報教育コース 情報教育専攻

募集人員/10名

情報教育を担う教員、情報通信技術に長けた教員を目指そう!

情報教育専攻では、現代において重要な役割を果たす情報分野の専門的知識・技術が修得でき、教育機関で必要とされる情報教育を担う教員・情報通信技術に長けた教員を目指すことができます。


今日の社会は、情報通信技術(Information and Communication Technology:ICT)により支えられています。これを背景として、教育機関での情報教育の必要性が高まっており、さらには、情報機器を利用した授業や学校・学級運営が教員にも求められています。特に、高等学校では、情報の専門的な授業を担当できる人材が必須です。情報教育専攻は、情報技術の専門知識と実践力を有し、教育機関で活躍できる情報系の教員の養成を目指しています。本専攻を卒業することにより、高等学校1種免許状(情報)を取得することができます。努力次第では、中学校(数学)や小学校等の他校種・他教科の免許状の取得も可能であり、情報分野の専門知識・技術を発揮して、教育現場をリードする教員として活躍する道も開けます(ただし、現実的には取得可能でない免許状があります)。本専攻では、一般的な教職科目、情報教育の実践的科目に加えて、以下のような、情報分野の専門的内容を学ぶことができます。


コンピュータの基礎と応用
コンピュータのハードウェア、オペレーティングシステムを含むソフトウェアの基礎と応用を学修します。特に、プログラミングについては、実習形式の授業を通して、C言語の基礎と応用を修得するとともに、基本的なコンピュータアルゴリズム、実践的なVisual Basic for Applicationsなどを学びます。
情報通信ネットワーク
情報通信ネットワークは社会に欠かせない存在です。その基礎として、コンピュータネットワークの仕組みを中心として学修します。また、その応用として、ネッワークセキュリティ、様々なサーバー技術、Web技術など、実習を通して、情報ネットワークを使いこなすための科目群が設置されています。
情報技術の基礎と応用
情報技術は社会の様々な分野で利用されています。マルチメディア技術については、画像・音声データなどについての概論的授業に加えて、実践的な信号処理・多変量解析について実習を通して学びます。また、サーバー技術プログラミング、シミュレーション技術に用いられる数値解析の方法と実践、汎用的なデータベース技術、データマイニング・データ分析技術などを修得します。
情報社会
ICTが一般に普及するにつれて、より一層重要となっている情報リテラシ・情報倫理、知的財産の問題、情報産業など、社会における情報通信技術の役割・関わり方を中心として学修します。

情報教育専攻の前身である情報教育課程については、三重県・愛知県などの公立小学校・中学校・高校への採用実績があります。


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